橋本の歴史
蕎麦の地に生まれて
祖谷のかづら橋
徳島は、祖谷のかづら橋で 有名な 山間部に 蕎麦がよく 獲れ、蕎麦の性質を知ることができる上に、郷土色としての「そば米」という、そば料理も古くからつたわっています。その昔、平家の落武者が 祖谷地方に 住みついてより、米に代わる 食べ物として製粉する前の粒そばを山菜や山鳥と一緒に煮て雑炊のようにして食べていたのが徳島県の郷土料理「そば米汁」の由来です。
総本家橋本は、この全国でも珍しい郷土料理「そば米汁」を初めて メニュー化することができました。 また、 名物の一人前 二つの 「生そば」は 元より、最近では、秘伝のそばだしをベースにした丼だれで作る 阿波尾鶏の親子丼とおそばのセットが、大人気となっております。

橋本の3大名物
  • 創業120余年 受け継がれた味と作風
    徳島の伝統陶器大谷焼きで作られた器に山型に盛ったおそばを2つで1人前として創業以来ご提供させていただいております。
    おだしは、これも大谷焼きのとっくりに入れて、お出ししてお客様におそばに注いで召し上がっていただくという橋本だけの独自の作風です。このお召し上がり方が一番橋本のおそばの風味とだしの味を堪能していただけます。
  • 徳島の祖谷地方で産まれた郷土料理
    そばを製粉する前の蕎麦の実をゆでたそば米を徳島の地鶏の阿波尾鶏・人参・しいたけ・鳴門わかめ・徳島の名産ちくわと一緒にそばだしを使って雑炊仕立てに致しました。仕上げにすだちをしぼってお召し上がりください。
    徳島の方はもちろん、県外のお客様にも大変人気となっております。
  • 徳島の地鶏の阿波尾鶏を使用した親子丼
    徳島県が20年かけて産み出した地鶏の阿波尾鶏を使用した親子丼です。橋本のそばだしベースで作る丼だれと徳島産の玉ねぎ・鶏卵でとろ、ふわっと甘みの広がるおいしい親子丼に仕上げました。
    徳島県の代表料理として県外に紹介されるなど、生そば、そば米汁に次ぐ3つ目の橋本の名物となりました。
  • 橋本のこだわり
    そば粉
    北海道産の厳選された玄そばから上質のそば粉のみを使用し、自家工場で毎朝打ったそばを各店で打ち立て、茹でたてをご提供しております。
    だし
    日本近海で獲れるうるめいわしやかつお節を贅沢にたっぷり使って、毎朝各自のお店でだしをとり、橋本秘伝の特製ブレンド醤油を合わせて深みのある香り高い独自のおいしいだしに仕上げています。

    伝統の味を今に伝える
    また、総本家橋本では本物の味を守りつつ、新しいことにも取り組んでいます。 より多くの方々においしいそばを食していただきたいという願いから、おみやげにご好評いただいている干そばとつゆの開発、また近年では、クール便による生麺のギフト商品の発送も始めさせて頂き、全国どこでもお店と同じ橋本のおそばをご賞味いただけるようになりました。
    これからも、郷土の味を本物の味を大切に守り、受け継いでいかねばならないと思っております。温かいお引き立ての程よろしくお願いいたします。
    阿波の郷土料理「そば米汁」

    沿革
  • 総本家橋本昭和12年
    昭和28年頃の東新町本店
  • 明治31年4月 橋本そば 伊丹一郎創業
    昭和29年4月 (有)橋本として、現在地にて設立
    昭和50年7月 富田町店オープン
    昭和58年10月 そごう店オープン
    昭和62年8月 (株)総本家 橋本 称号変更
    平成8年11月 そば蔵店オープン
    平成17年5月 本店業務を配送センターとする
    平成23年11月 ゆめタウン徳島店をオープン